ソーシャルメディア革命/立入勝義
『ソーシャルメディア革命 (ディスカヴァー携書)』を読んだよ。ソーシャルメディアがマス化することもあるだろうけど。
facebookに興味を持ち始めて、いくつかのfacebook関連の本を読み漁っているアッシ。こういうものって、やってみなくては始まらないんだけど、その歴史的背景とか、その思想というのは、知識として知っておかないと、仕事には使えないと思うから、色々と読んでみるわけで。
さて、ソーシャルメディアと言えば、何があるか。代表的なのは、Twitterとfacebook。YouTubeやブログ、ウィキペディアなんていうのもあるけど、今、日本人に一番馴染んでいるのはブログかもしれないね。その次がTwitter。
で、そのTwitter。依然として明確な収益プランがないという…。2009年頃から日本でも爆発的にユーザを増やしていっているのに、何でだろう…と素朴な疑問。それでも、筆者曰く、
ソーシャルメディアは、まだまだその存在自体が黎明期にある。<中略>だからこそ、会員の囲い込みに躍起になっている。で、この構図が、マスメディアとソーシャルメディアの相関性を考えるうえでも重要だとも言っているよ。
後半は、ソーシャルメディアの可能性と課題について。
要は、マスメディアとの比較になるわけだけど、結論的には比較になるものではないということ。ソーシャルメディアというものは、広告のようにお金で買えるものではないということ。つまりは、
ROI(投資対効果)という指標自体がいわば旧世代の遺物であり、その指標をソーシャルメディアというまったく新しい現象(ニューメディアという言葉もある)に当てはめること自体が無理のあることだと言っているのだ。ということ。だからこそ、新しい考え方が必要だし、そこにビジネスチャンスがあるんだよね。抵抗勢力もあるけど。
とは言え、アッシ的には、マスメディアとソーシャルメディアは共存していくような気がするけど。なにせ、ガラパゴス・ニッポンだからね。
ソーシャルメディア革命 (ディスカヴァー携書) | |
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