戦争遺産探訪 日本編

『戦争遺産探訪 日本編』を読んだよ。季節柄、戦争について考える。

日本各地に残る戦争のために作られた建物、構築物、鉄道等の残骸をレポートした本。意外なところに意外なものが残っていてビックリ。
特にアッシの職場近くは皇居が近いこともあって、いろいろな遺産が残っている。北の丸公園内とか靖国神社周辺とか。その中でも銅像。皇居周辺は銅像をあちこちで見掛けるけど、場所を移動されたりしているものが多いらしい。理由もそれなりに有るんだけど。職場近くを花散歩するときに見掛けた銅像にこういう歴史があったとは…。

千葉周辺も興味深い。特に日露戦争直前に編成された鉄道連隊。東武野田線新京成線も敷設したとのこと。新京成線は演習用とのことでカーブだらけ。一時期、通学で乗っていたことがあったけど、なんでこんなにクネクネしているんだろうと思ったけど、やっと理由が分かったよ。

日露戦争と書いたけど、そう、ここでいう戦争とは第2次世界大戦の話だけではないよ。西南戦争から日本の軍事は始まっていて、第2次世界大戦まで繋がっているわけ。日本の近代史を戦争を通して理解できたような気がしたよ。

戦争遺産探訪 日本編 (文春新書 580)
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