物理学は何をめざしているのか

『物理学は何をめざしているのか』を読んだよ。易しく書かれていたけれども…。

いつもの物理学系の入門書。中高生向けに書かれた本だから、易しく丁寧に書かれているよ。
物理学の入門書は、どれも古典力学系から始まって、量子力学に辿り着き、最後は宇宙の話に戻るって感じが多いけれども、この本もご多分に漏れず、流れはその通り。
だから、内容的には今まで通りで特筆すべき事項は無し。

でも、冒頭に出てくる物理学者が心がけているという物の考え方の三原則は面白かったよ。
それは、
・物事を単純に見る
・何が本質的でより基本的であるか
・普遍的、統一的に見る
の三つ。
なるほどなぁ〜。数学でも同じような考え方をするし。好きだなぁ〜、こういう考え方。お仕事にも応用したいなぁ〜。

物理学は何をめざしているのか (ちくまプリマーブックス)
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