夢みるクラシック 交響曲入門
『夢みるクラシック 交響曲入門』を読んだよ。交響曲は爆発だ!!
ひとことで言うと、交響曲を紹介しながらその歴史と音楽の仕組みを紹介した本だよ。
ハイドンから始まって、モーツァルト、ベートーベン、ベルリオーズ、ブラームス、マーラー、ブルックナー、チャイコフスキー、ドボルザーク、シベリウス、ショスタコービッチ…。
本書で紹介されている交響曲の作曲家を全部上げてみたけれども、かなりの人数だよなぁ〜。それぞれが何曲書いているから、交響曲の数はもっと多い。
そして、その歴史がある。形式を重んじた初期の頃から、ロマン派へ。果ては書きたいものを書く派まで。それぞれの作曲家の思いが伝わる交響曲。そんな裏話的な解説を聞くとさらに交響曲鑑賞も楽しくなるよね。
筆者が作曲者なだけあって、曲の構成とか技法とかの解説も。もしかしたら、小学校の音楽で学習した内容レベルの話なのかもしれないけど、小学校を卒業して何十年レベルのアッシには新鮮な話題。
またまた聞きたい曲が増えてしまった〜。
夢みるクラシック交響曲入門 (ちくまプリマー新書) | |
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