上司につける薬!

『上司につける薬!』を読んだよ。書名のイメージと中身が違いすぎる〜。

書名だけ見ると、部下が上司に対して処方箋を提示し上司の機能を如何に果たしてもらえるかといった内容を想像するけれども、違うよ。じゃ、逆かというとそうでもなくて、副題に「マネジメント入門」とあるように、上司としてのマネジメントの手法を説いた本っていうのが正しいよ。

このタイトルの問題が一番気になっていたので、真っ先に書いてしまったけれども、肝心の中身の話。

アッシなりに、本書で書かれているマネジメントのポイントは、次の3点だと思うよ。

役割としての上司)
管理職って役割としての管理職であって、管理職だから偉いとかいった勘違いはしないほうがよいよね。メンバがあってのマネジメントだし、要はマネジメント能力の高い人がマネジメントすればいいだけの話。

理由の説明)
部下と話をするときは、必ず理由を添えること。やっぱり、訳も分からず指示されるほうが辛いと思うよ。

ビジョンの提示)
折に触れて、自分のビジョンを提示すること。会社の方針も自分なりに咀嚼して、自分の部署でのビジョンにブレイクダウンして提示することなんかは大切だよね。

と、本の内容をアッシ的にまとめてしまったけれども、基本的に同感することが多かったので、☆3つです〜。

上司につける薬!――マネジメント入門 (講談社現代新書)
上司につける薬!――マネジメント入門 (講談社現代新書)高城 幸司

講談社 2006-09-20
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