企業コンプライアンス

『企業コンプライアンス』を読んだよ。ビジネスものは似合わない?

二部構成で、前半は企業不祥事の事例集。ライブドアから三菱自動車、最近では耐震偽装事件まで。それぞれの概要と内在する問題点を客観的に解説しているよ。すでに新聞等で報じられている情報がほとんどだから、ちょっと単調で飽きてしまうかも。

後半はその防止策。内部統制システムの確立なんだけど、ポイントはコンプライアンス体制とリスク管理体制だと筆者。
その確立手法について書かれているんだけれども、方針の決定、取り組みの為の体制の構築、運用体制の整備、運用の監視等がその骨組みだと。これって、セクハラの時も個人情報の時も使った手法じゃないか〜。
そう、結局手法は同じなんだよね。対象とか種類が違うだけ。

とは言っても、結局は自分の職場に照らし合せながら読み進んでしまったアッシ。本を読む時くらい、仕事のことは忘れた〜い。

企業コンプライアンス (文春新書)
企業コンプライアンス (文春新書)後藤 啓二

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おすすめ平均 star
starもうしわけないが、つまらなかったな。
star不祥事実例から見た内部統制システムの意義。
star第4章が面白い

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