宇宙物理への道
『宇宙物理への道−宇宙線・ブラックホール・ビックバン−』を読んだよ。タイトルと中身にちょっと差異があるけど。
宇宙物理の話題を織り交ぜながら、筆者の研究の道筋を辿る本。途中のコラムで、科学的な詳しい解説が入っているので、科学的な本でもあるかな。ただ、このコラムが前半はそこここに挿入されていて、本編が読みにくくなっているのも事実。そのせいか、今回の本は勢いつけて読めなかった感じ〜。
例によって引用。
いま、学ぶことと生きることに、距離がありすぎるのではないでしょうか。世のなかのしくみが複雑になって、学ぶことと生きることの関係が見えない。人びとのために学ぶことの意味が実感しにくい、そんな時代になって、学ぶことが「悦楽」としか語られなくなったような気がします。この引用、阿部先生の「学問と世間」に通じるような気がするなぁ〜。
宇宙物理への道―宇宙線・ブラックホール・ビッグバン (岩波ジュニア新書) | |
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