冒険にでよう

『冒険にでよう』を読んだよ。久しぶりに椎名誠

学生時代に椎名誠にはまったことがあり、新刊が出るたびに購入して読んでいたよ。<本を買えるなんて、リッチな時代もあったなぁ〜。
デビュー作の『さらば国分寺書店のオババ』なんて、アッシにとっては、今までになかった視点ということで、衝撃的な本だったような。
椎名誠の作品が小説に移行していくと同時に、読むのを止めてしまったんだけど。フクションは面白くなかったから。

本書は、筆者の過去の外国おもしろ旅を取り纏めたものって感じかな。ひとつひとつの章は、それぞれで一冊の本で刊行されているから、アッシ的には読んだことがあるものばかり。ただ、前半の少年時代の話は新たな発見もあったりで楽しめたよ。

世界の何処に行っても、筆者の関心は食が中心かな。っていうか食の話は世界各地で面白いものがたくさんあるからか?後は、世界トイレ事情も、面白いよ。

そして、筆者の読書の仕方にも共感する部分がある。ひとつは現地読み。旅行先で現地に関連する本を読むこと。現地で読むことにより関心度が増すってことじゃないかなぁ〜。
あとは復習読み。これはアッシが勝手に名付けたんだけど。旅から帰って、現地に関連する本を読む。旅を思い出しながら読めるから、二度目の旅が楽しめるような気がするよ。
そうなると、やっぱり予習読みっていうのもあるよね。これは普通の旅行の場合はほとんどがこれだね。

また、椎名誠でも読み返してみようかなぁ〜。

冒険にでよう (岩波ジュニア新書)
冒険にでよう (岩波ジュニア新書)椎名 誠

岩波書店 2005-06
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