天文学入門−星・銀河とわたしたち
『天文学入門−星・銀河とわたしたち』を読んだよ。参考文献の欄で気が付いたんだけど、『宇宙と生命の起源』の導入版というか簡易版だったみたい。
簡易版といっても、理路整然と説明することには変わらない。
地球、太陽系、銀河系、そして宇宙全体を説明する中に、生命誕生の謎が解き明かされているよ。そこには単なる天文学だけの領域ではなく、物理学、生物学、そして化学が基礎知識として与えられているよ。元素の周期表なんて久しぶりに見たよ。水兵リーベはボクのフネ…。←天文学の本とは思えないでしょ。
各章の最後に課題が載っているよ。単なる知識レベルを問うものではなく、その章のテーマに沿って、更に探求するための課題が与えられているよ。そんなところが気に入ったよ。
最後にいつものアッシの疑問。ビックバンの以前は何だったのか?
本書の回答は、
≪まだ何もわかっていません。宇宙は「無」からはじまった。宇宙とともに「時間」もつくられたと考える人もいます。あなたはどう考えますか。≫だったよ。
「時間」がこの時作られたと考えると都合がよいのは確かだけど…。
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