「教養」とは何か

『「教養」とは何か』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第4弾。そして『「世間」とは何か』の続編。

前著が分かりやすく面白かったの対し、こちらはいきなり難解。全体の2/3は半分?で頭に入っていないかも。
というのも、前著は引用がほとんど日本の書物だったのに対し、こちらはヨーロッパものが多かったからかも。

そんな訳で、アッシが理解したことも、断片的。

・「いかに生きるか」という問いが教養の始まりだった。
・建前と本音があるのは「世間」があるからだ。
・「世間」は身振りの世界である。だから、建前は文字で表された。
・個人の教養と集団の教養は異なる。ここでいう集団とは世間のこと。

特に、建前と本音の話はすごくよく理解できたよ。建前は世間のため。本音は自分のためだからね。
結局、世間についての理解は深まったけど、教養については…?だね。

「教養」とは何か (講談社現代新書)
「教養」とは何か (講談社現代新書)阿部 謹也

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