地図を楽しむなるほど事典

『地図を楽しむなるほど事典』を読んだよ。『地図を探検する』と同著者だよ。

いろいろな事例で、地図を定点観測するとその地域の社会的な動きがよく分かるっていうことを認識させてくれた本だよ。江戸の町、近代の東京湾、炭鉱の町・夕張、石狩川の蛇行…etc.
街を歩くと、あちこちに何とか跡とかいった史跡が建てられているけど、地上でそれを見てもピンと来ないことが多いよね。でも地図を見るとそれを空から眺めるから全体を広く見渡せるんだろうなぁ〜って思う。だから、そうか〜、昔はこういう屋敷があったから、今はこうなっているんだぁ〜って納得できるわけ。イメージが掴みやすいんだよね。

もうひとつ興味深かったのが、地図記号のあれこれ。小学校で習ったよね。あれ?アッシはボーイスカウトで憶えたんだっけ?こういう記号だったなぁ〜って改めて思い出す。
磁北線の話も思い出したよ。ボーイスカウトの当時はよく分からずにコンパスを使っていたっけ…。(^^)

最近は山に行く時はほとんど持っていかなくなった国土地理院の地形図。たまには買って眺めてみようかなぁ〜っていう気になったよ。

地図を楽しむなるほど事典
地図を楽しむなるほど事典今尾 恵介

実業之日本社 2002-12
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