ことばの国
『ことばの国』を読んだよ。
言葉に関するいろいろな面白話を集めた本だよ。言葉っていうより日本語だよね。
いつものように清水先生の独特の切り口があって、日本語も見方を変えるとホントに面白いね。
いつもの辞典シリーズ。「廃語辞典」と「使用禁止ことわざ辞典」。アッシは「廃語辞典」が面白かったなぁ〜。「使用禁止ことわざ辞典」はちょっと???っていう項目があって、いつもの先生のキレが感じられず、残念…。
気に入ったのは「ファッション用語の不思議」。これは小説っていうよりエッセイか?
ファッション用語の混乱を鋭く指摘していて面白い。アッシも気になっていたんだよなぁ〜、ズボンのことパンツっていう言い方…。
「言葉の戦争1、2」は笑えた作品。
1は英語を使わずすべて日本語のみで会話する難しさ。考えただけでもぞっとするけど、作品の中に出てくる日本語には納得する。上手い!!
2はさらに秀逸。1に加えて漢語も使わない。読み始めた時、絶対無理だろうって思ってたけど、これが上手いことクリアしているんだなぁ〜。さすが清水先生。かなり笑えたけど。
理系出身のアッシだけど、やっぱり日本語は気になるよね。
ことばの国 (集英社文庫) | |
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