目からウロコの教育を考えるヒント

『目からウロコの教育を考えるヒント』を読んだよ。

教育機関に勤務していながら、教育について真剣に考えたことがなかったけど、教育って難しいね。

この本は「今の大人たちは自分が子供だったことを忘れている。」って云う論調。確かにそうだよなぁ〜、今の大人たちはアッシも含めて今の若者をダメだと決めつけているかもしれない。いや、そう思いたいのだろうなぁ〜。
偶然だけど、「みんな昔は子供だった」なんていうTV番組がやっているし。

印象的だったのは筆者の子供の頃の思いを綴ったところ。読みながら、アッシも自分の子供の頃のことを思い出していた。
子供にもストレスや気持ちが荒れる時があるんだってことが今になって気がつく。小学校6年の時の通知表に「時々、気持ちが荒れることがあります。」って通信欄に書かれたっけ。思い当たることはあったけど、基本的にはボヤっと過ごしていたつもりだったけど。中学時代もボヤっと過ごしていたなぁ〜。高校の時にとりあえず自分の方向性がチラッと見え始めていたような気がするけど。

本書の中で、イライラしている若者に対してどういう言葉をかけるかというインタビューで、

「きみはどうも、三十歳を越してからもてるタイプだな」
と筆者は答える。
これを読んだ時に子供のことから気になることを思い出した。占いとかでよく「大器晩成型」って言われてた。だから、いつも歳をとってからの成功を夢見ていた。そろそろ開花してもいいような気がするけど…。いつになるのか、もう夢を見る年齢じゃないのに…。
目からウロコの教育を考えるヒント (講談社文庫)
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