北アルプス この百年

北アルプス この百年』を読んだよ。

前作の『山の社会学』はどちからというと現在の登山を登山者側からの切り口で書いてあったけれども、こちらは山小屋側から切り口で書かれてある。

山にも歴史があるし、山小屋にも歴史がある。

例えば、何々岳は誰某上人が開山したとか、ウェストンが始めて登ったとかいう山が日本には多いけど、ホントかぁ〜?って思うよね。
だって、記録に無いだけで、地元の人たちはとっくに登っていることだって考えられるわけだし。

登山道や山小屋だって、その時のある事情によって作られたなんてことが多々あるわけだし。
何にしても歴史があるわけで、ちょっとだけでも遡ってみるとそんな事情が分かって面白いよね。

アッシの好きな奥秩父方面のこんな本が出ていないかなぁ〜。

#そう言えば、北アルプスはご無沙汰だ…。

北アルプス この百年
北アルプス この百年菊地 俊朗

文藝春秋 2003-10-21
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star新聞記者の目から見た登山史

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