50技術. 工学

航空機は誰が飛ばしているのか/轟木一博

『航空機は誰が飛ばしているのか(日経プレミアシリーズ)』を読んだよ。交通機関の仕組みの解明にワクワク。去年の11月に金沢への出張があり、その際の移動に航空機を選択。航空機に乗るのは、かれこれ15年ぶりくらい。だから、乗る前から、子供のようにワク…

環境を知るとはどういうことか/養老孟司,岸由二

『環境を知るとはどういうことか (PHPサイエンス・ワールド新書)』を読んだよ。流域思考をいう新たな発想。ご存知、養老先生と進化生態学の岸由二氏が対談の形式で、三浦半島の小網代や多摩三浦丘陵の環境についてあれこれと語り合う。語り合うと言っても、…

ツイッター 140文字が世界を変える/コグレ マサト,いしたに まさき

『ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)』を読んだよ。ネットの世界がよりリアルタイムになってきている。ツイッター本は何冊も読んでいるけど、分かったような分からなかったような読後感はどれも同じ。ツイッターの魅力はやってみなくちゃ分か…

目立つ力/勝間和代

『目立つ力 (小学館101新書 49)』を読んだよ。完全にタイトル負けの内容…。勝間和代がまた売れている。お気軽に読めるのでついつい手が出てしまうのは不思議なんだけど、読んだ後に後悔するのもいつものこと。 やっぱりキャッチーなタイトルが功を奏している…

偽善エネルギー/武田邦彦

『偽善エネルギー (幻冬舎新書)』を読んだよ。エネルギー無くして生きられない人類。ご存知、武田邦彦先生の「偽善」シリーズ?第2弾。前作はエコをテーマにどちらかというと生活一般の話題が中心だったけど、今回はずばりエネルギー問題。 スーパーのレジ袋…

沈黙の春/レイチェル・カーソン

『沈黙の春』を読んだよ。農薬ってアッシの生まれる前から問題になっていたんだ…。記憶は不確かなんだけど、確か『リンゴが教えてくれたこと』の中にこの本のことが書いてあってメモっていたのだけれども、400ページ近いので、長い休みを狙って年末から読み…

仕事で使える!「Twitter」超入門/小川浩

『仕事で使える!「Twitter」超入門』を読んだよ。つぶやくだけでは物足りない人のために。ちょっと前から気になっていたTwitter。先月に何気にアカウントを作ってしまったけど、特につぶやくこともなく放置。でも、気になる。 本屋では幾つかのTwitterの入門…

正義で地球は救えない/池田清彦,養老孟司

『正義で地球は救えない』を読んだよ。環境問題は何度読んでも厭きさせない。『ほんとうの環境問題』と同じく、養老先生と池田先生の共著。本書の中で『ほんとうの環境問題』を前著と言っているから、続編という位置付けなんだろうけど、独立して読んでもま…

次世代ウェブ グーグルの次のモデル

『次世代ウェブ グーグルの次のモデル』を読んだよ。人類はどこまで便利になれば気が済むのか。本書は2007年1月に上梓。ちょうどGoogleが日本でも浸透し始めて、ぐぐるとかいった単語が通用しかかっていた時期。アッシもGmailを使い始めたのが、2006年5月だ…

クラウド・コンピューティング

『クラウド・コンピューティング』を読んだよ。クラウドは単なるIT最新事情…。去年の秋頃だったか、職場の会議で「これからは、クラウドだ。」と言い放つ輩がいて、一瞬だけたじろいだけれども、「クラウド」という言葉は何となく聞いていたので、知った振り…

グーグル・アマゾン化する社会

『グーグル・アマゾン化する社会』を読んだよ。Web2.0は社会の思想まで変えてしまうのかも。前半は、タイトル通りグーグルやアマゾンの話題を中心に、後半はWeb2.0の世界が社会にどういう影響を与えていくのかというような観点を語った本。IT技術だけではな…

偽善エコロジー

『偽善エコロジー』を読んだよ。今、環境問題って話題になりやすいのはどうしてだろう。幾つかの環境問題に関する本を読んでいるけれども、本書はどちらかというと生活に即した形で話題提供、っていうか筆者なりの検証をまとめたもの。分かりやすい話から入…

里山ビジネス

『里山ビジネス』を読んだよ。玉村豊男ってこういう人だったんだぁ〜。長野県東御市のワイナリーの経営を中心に、いわゆる里山でのビジネスのあり方について、自説と実践を紹介した本だよ。まずは、玉村氏の経営する店のオープンシーンから。ワイナリーに併…

ほんとうの環境問題

『ほんとうの環境問題』を読んだよ。アメリカと中国に不信感…。冒頭、いきなりアメリカと中国だけど、やっぱり環境問題って、政治的な駆け引きに利用されているだけ。地球のことなんか誰も考えていなんじゃないかと思えるくらい。違うか、地球のことより人類…

ウェブ時代をゆく

『ウェブ時代をゆく』を読んだよ。このウェブの時代に、どう生きどう仕事をするかなぁ〜。筆者・梅田氏の前著『ウェブ進化論』では、グーグルを中心として動き始めたウェブ環境の変化を紹介した本だったけれども、本書はその環境を基盤に我々がどのように仕…

原発を考える50話

『新版 原発を考える50話』を読んだよ。チェルノブイリ原発事故から、もう21年。原発について知らないことが多過ぎる。ウラン、プルトニウム、軽水炉、高速増殖炉、原子力船むつ、プルサーマル計画etc。言葉は聞いたことがあるけれども、じゃ実際にどんなも…

ウェブ人間論

『ウェブ人間論』を読んだよ。ウェブって、人間の生き方まで変えられるのかなぁ〜。『ウェブ進化論』の筆者・梅田望夫と作家・平野啓一郎の対談集。作家というと文系の代表でIT系に疎いというイメージがあるから、対談の相手としてはよかったかも。でも、平…

フューチャリスト宣言

『フューチャリスト宣言』を読んだよ。茂木さんの考えていることが徐々に理解できてきたような…。最近アッシが注目の茂木さんと梅田望夫氏の対談集。アッシと年代が同じだけに、共感する部分が多々あり。例えば、アポロ11号の月面着陸。アッシも宇宙漫画を夢…

物理学者、ゴミと闘う

『物理学者、ゴミと闘う』を読んだよ。ここでもエントロピーが出てきた〜。現代の環境問題を物理学的視点から解説した本。視点はユニークだと思うけど、どこかこじつけがましい点も。 とは言え、物理学の法則は一般論から、どんな系にも適用されるはず。地球…

「捨てる!」技術

『「捨てる!」技術』を読んだよ。その前に、なんでこうも物が増えるんだろ?2000年に刊行した同書の新装・増補版。6年も前の新書だけど、捨てる技術の考え方とかテクニックはそれほど変化していないから、今でも十分に参考になるよ。話の中心は、物を捨てる…

環境問題のウソ

『環境問題のウソ』を読んだよ。事実とは何か。そして、その事実をどこで知るのか…。環境問題は難しいよね。地球温暖化、ダイオキシン、外来種、自然保護と4つの環境問題について、筆者の鋭い見解を述べた本だよ。まずは、地球温暖化。CO2削減とか京都議定書…

傷だらけの百名山

『傷だらけの百名山』を読んだよ。アッシの山歩きも傷だらけの恩恵に預かっているのだけれども…。日本の中部山岳を中心に、山を取り巻くあらゆる問題点を報告したもの。あまり『日本百名山』とは関連がないかも。 その問題点とは…。登山者による自然破壊、ス…

ウェブ進化論

『ウェブ進化論』を読んだよ。『グーグルGoogle』に続く、Web2.0モノ。『グーグルGoogle』では、グーグルのビジネスモデルが話の中心だったけれども、本書はどちからというと概念とかテクノロジー側の話が多いよ。もちろん、ロングテールの考えとか重複する…

高尾山から地球が見える

『高尾山から地球が見える』を読んだよ。筆者の主張は「動植物の保護より生態系の維持」という観点だよ。高速道路の建設や大規模な公共工事の環境アセスメントでは、自然保護の観点からそれなりに作文されているようなんだけれども、それは単なる個別の動植…

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊

『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』を読んだよ。読んでいてぞっとしたよ。だって、うちの職場にも目標管理制度が導入されているから。でも、富士通と違うところは、今のところ年収に直結していないってことかな。要はやることが中途半端ってことか…。…